コンクリートの耐久年数

路盤の地耐力によって住宅の基礎構造も変わりますが
一般的には布基礎と呼ばれる連続基礎が北海道では多いと思います。
基礎=コンクリートですが、コンクリートにも強度があります。
単位はN(ニュートン)ですが、塀の場合、標準ではベース18N、
躯体21Nを使いますが、耐久年数では約30年です。
逆に塀は30年持てば良いだろうという考えなのかもしれません。
住宅の基礎に使用するコンクリートは公庫基準で
打設からの28日間の平均気温が2℃以上10℃未満の場合
27N、10℃以上の場合は24Nとしています。
気温が低いと強度が出るまでに時間がかかるので3N増やします。
ちなみに24Nの耐久年数は約65年となります。
厳密には、水セメント比、鉄筋の被り厚、地域などにより
変わります。
100年間安心して住むのでしたら30Nは必要なのです。
これは基礎だけの話なので建材は、そこまでは持ちませんけどね。
とはいえ、どんな立派な建物でも基礎が脆ければ意味がありません。
予算の関係もありますが、基礎は良いものを使用した方が
間違いありません。
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