屋根形状の特徴

無落雪屋根又はスノーダクトと呼ばれている屋根形状は
北海道で多く見られます。内地の人から見ればサイコロの
ような家と思うでしょう!そう、それが無落雪屋根です。
家の構造では切妻(三角屋根)が一番丈夫だと言われています。
なぜなら積もった雪が滑り落ちる為、家に負担が掛からない
からです。札幌を例に言うと190万都市で
年間降雪量が5M以上というのは珍しいと言います。
密集した場所では切妻形状だと隣地に雪が落ちるので、
なにかとトラブルになります。そのため例えば、落雪防止柵を
設置するとか、温水や電気で屋根融雪等の設備を設けるとか、
なにかとお金が掛かります。
手っ取り早いのが雪を落とさないで自然に融かそうというアイデア
北海道で無落雪屋根形状が多いのは理由があります。
北海道では屋根材と言えばトタン(最近はガルバリウム鋼板)
ですが地域によっては瓦だったりしますよね。
屋根だけ見ても非常に奥が深いと思います。
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